世界で最もAIを活用する企業グループへ――ソフトバンクグループの“生成AIコンテスト”

生成AIコンテストとは?

ソフトバンクグループでは、2023年5月よりグループ社員を対象に「生成AI活用コンテスト」を開催し、これまでに累計提案件数26万件以上のアイデアが集まっています(2026年1月現在)。グループ各社の社員一人ひとりが、生成AIを用いた新たなビジネスプランや社会課題の解決策を自由に提案するこのコンテストは、グループ全体で「世界で最もAIを活用する」企業グループへと進化するための重要な取り組みです。優秀なアイデアを発掘するだけでなく、事業化や社内導入の実現を後押ししています。

ファイナリストのプレゼンと厳格な審査

コンテストには様々なバックグラウンドを持つグループ社員が参加しています。最終審査では「なぜこのサービスが必要なのか」「どのように実装し、どのような価値を生み出せるのか」といった点についてプレゼンテーションを行います。それに対して審査員は、「解決すべき課題が具体的に設定されているか」「開発・運用コストを抑えられるか」など、多角的な観点から質問を投げかけ、アイデアの実現性や持続可能性を幅広く審査します。

また、審査員として参加した経営層からの「コンテストの受賞がゴールではなく、実際に事業として社会に役立ててほしい」というフィードバックを受け、参加者は受賞後の展開までを見据え、事業化を意識したプレゼンテーションを行うようになっています。

社内プロジェクト化とグループ内の連携

ソフトバンクグループ株式会社 会長兼社長 孫 正義は「ASI(人工超知能)」時代の到来を強調しており、AIが社会を根本から変革すると指摘しています。その中で、「グループ各社がそれぞれの専門知識やノウハウを持ち寄り、アイデアを迅速にブラッシュアップして実装段階まで引き上げるスピードが大切だ」とコンテストのたびに語っています。

コンテストで優秀と認められたアイデアの一部は、社内でプロジェクト化に向けて動き出しています。これらのアイデアは、審査員からのフィードバックを踏まえ、適切なチームと連携しながら要件定義やプロトタイプの試作を進めることで、完成度が高まっていきます。また、グループ社員間のネットワークも活性化し、知識やノウハウがグループ全体に広がる効果も期待されています。

未来を切り拓く挑戦

累計提案件数26万件のアイデアが集まっていることは、グループ社員のAI活用に対する強い熱意を示すものでもあります。単に「AIで何ができるか」を考えるのではなく、「AIを使ってどのような価値を生み出したいか」を、グループ社員それぞれが情熱を持って追求しています。

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