ソフトバンクとAmpereの共同検証:ソフトバンクグループで生まれるシナジー

ソフトバンクグループでは、グループ企業が理念・ビジョンを共有し、自発的・自律的な協業を通じてシナジーを創出することを目指しています。本記事では、ソフトバンクグループ株式会社(以下、SBG)の子会社であるソフトバンク株式会社(以下、ソフトバンク)と、Ampere Computing(以下、Ampere)による共同検証についてご紹介します。

AI時代の半導体設計を支えるAmpere

ソフトバンクグループの中で、チップ領域を担う企業の一つがAmpereです。Ampereは2025年11月にSBGの子会社となりました。次世代を見据えた半導体設計企業として、高性能とエネルギー効率を両立するAIコンピューティング向けCPU(中央演算処理装置)の設計に取り組んでおり、その開発にあたっては同じくSBG子会社であるArmのアーキテクチャを基盤としています。また、AI、クラウド、エッジアプリケーションにおける持続可能なコンピューティングの実現にも貢献しています。

ソフトバンクとAmpereの共同検証

2026年2月には、ソフトバンクとAmpereが次世代のAIインフラを構成する要素の一つとして、CPUを活用したAIモデルの運用の効率化に向けた共同検証を開始したことを発表しました。

AIの普及が加速する中、大規模言語モデル(LLM)に加え、小規模言語モデル(SLM)やMoE(Mixture of Experts)モデルなど、用途に応じた複数のモデルを組み合わせて活用する手法が広がっています。特にAIエージェントのように常時稼働する仕組みにおいては、低遅延な応答性や高い電力効率、そして同時実行可能数の確保が重要です。
(※推論の際に一部の専門家(Expert)のみを動作させることで、計算処理の負荷を抑えるモデルのこと。)

本検証では、AI推論処理向けに設計されたAmpere製のCPUと、ソフトバンクが開発を進めている計算資源の管理およびAIモデルの最適配分を行うオーケストレーターを組み合わせることで、AIモデルの運用最適化と計算資源の利用効率が向上可能であることが確認されました。ここで活用されたCPUもまた、Armアーキテクチャに基づいて設計されています。

ASIの実現に向けて

AIがAGI、ASIと進化してゆくこれからの時代には、多様な技術や知見の融合が不可欠です。ソフトバンクグループでは、グループ企業同士の自律的な協業を通じてシナジーが生まれ、ASI実現に向けた取り組みが進んでいます。

関連リンク
Ampereについて
ソフトバンクとAmpere、CPUを活用して小規模AIモデルの運用を効率化する共同検証を開始

RECOMMENDED ARTICLES

あわせて読みたい記事

LATEST ARTICLES

最新記事

TAGS

タグから探す

すべてのタグ