ソフトバンクグループ株式会社(以下、SBG)は、AIの進化と普及がもたらす市場拡大や新産業創出といった大きな機会を確実に捉えるため、SBGによる戦略投資のほか、ソフトバンク・ビジョン・ファンドを通じた投資を行っています。さらに「群戦略」という独自の組織戦略の下、各投資先が刺激を与え合いながらそれぞれの事業の拡大やビジネスモデルの進化を可能にすることで、各投資先の企業価値、ひいては当社の保有株式価値の向上を図っています。
事業セグメント
SBGの事業は、多様な領域にわたるグループ会社・投資先企業によって構成されています。
持株会社投資事業
主にSBGが、戦略的投資持株会社として直接または子会社を通じて投資活動を行っており、SBG、SoftBank Group Capital Limited、ソフトバンクグループジャパン株式会社、ソフトバンクグループオーバーシーズ合同会社および資産運用子会社であるSB Northstarのほか、投資または資金調達を行う一部の子会社で構成されています。当事業を構成する会社が保有する投資先は、Tモバイル、Intelなどです。
ソフトバンク・ビジョン・ファンド事業
ソフトバンク・ビジョン・ファンド1(SVF1)、ソフトバンク・ビジョン・ファンド2(SVF2)およびソフトバンク・ラテンアメリカ・ファンド(LatAmファンド)を通じて、AIを活用した成長可能性の大きな企業へ投資を行い、長期的な成長と社会変革を促進しています。これらの投資を通じて、次世代のテクノロジーを活用した新しいサービスやビジネスモデルの創出を後押しし、持続可能な価値の創出を目指しています。
ソフトバンク事業
ソフトバンク株式会社および同社子会社が主に日本国内で行っているモバイルサービスの提供や携帯端末の販売、ブロードバンドサービスや広告サービス、コマースサービスの提供などの事業活動を行っています。 「Beyond Carrier」戦略の下、コアビジネスである通信事業の持続的な成長を図りながら、「Yahoo! JAPAN」、「LINE」といったインターネットサービスや、キャッシュレス決済サービス「PayPay」などのAI・IoT・FinTechを含む最先端テクノロジーを活用したビジネスの展開を通じ、通信以外の領域の拡大を目指しています。
AIコンピューティング事業
Arm、AmpereおよびGraphcoreなどの半導体関連子会社が、ASI(Artificial Super Intelligence:人工超知能)の実現に向けてグループの半導体ビジネスの強化に取り組んでいます。
Armのテクノロジーは、スマートフォン、IoT、自動車、サーバーなどの多種多様な製品に採用されており、高い性能と優れた電力効率を両立するコンピュートプラットフォームを提供しています。
Ampereは、Armのコンピュートプラットフォームを活用した、AIコンピューティング向けの高性能かつ省エネルギーなCPUの設計に特化しています。
Graphcoreは、AIに特化した半導体チップの設計・開発において実績を有しています。
これらの半導体関連子会社は、AIコンピューティングの将来を見据え、引き続き研究開発への投資を継続していきます。あわせて、半導体IP、チップおよび関連技術として提供される新たなコンピュートプラットフォームを含む新技術の開発を進めることで、顧客による次世代製品の開発を可能にしていきます。
その他
「その他」には、SBE Global(米国における太陽光発電所の建設および運営)、福岡ソフトバンクホークス関連事業などが含まれています。