ソフトバンクグループのブランドシンボル:ASI実現へつながる志

ソフトバンクグループ株式会社(以下、SBG)は、ASI(人工超知能)の実現に向けて取り組みを進めています。その原点には「情報革命で人々を幸せに」という経営理念と、「世界の人々から最も必要とされる企業グループ」となるというビジョンがあります。こうした創業以来の志は、ソフトバンクグループのブランドシンボルにも表れています。「21世紀の海援隊旗」として掲げられたブランドシンボルは、情報革命を通して新しい世界を生み出そうとするソフトバンクグループの志を象徴しています。

本記事では、ブランドシンボルに込めた思いと由来、そしてその志が現在にどのように結びついているのかをご紹介します。

ブランドシンボルの由来

ソフトバンクグループのブランドシンボルは、SBG会長兼社長の孫 正義が敬愛する、坂本龍馬が率いた海援隊の旗印をモチーフとしています。

今から100年以上前、日本の幕末に生きた坂本龍馬と、彼の下に参集した人々が創った海援隊は、高度な情報と豊富な知識を持ち、旧態依然とした古い日本の藩制などの枠に縛られない自由な発想と大胆な実行力で日本を近代国家に導きました。

時代の一歩先を洞察する思考力と、それを実現させる実行力。坂本龍馬が体現した特質は、まさにソフトバンクグループが目指す企業活動の様態です。50年、100年先の国の在り方を考え、そのビジョンの実現に向けて駆け抜けた一途な情熱に、心からの共感と敬意を寄せています。その思いを込め、彼らの掲げた海援隊の旗印を基にしたブランドシンボルを掲げています。
ソフトバンクグループは、同志の船。そしてマストに翻るのは、21世紀の海援隊旗。このシンボルには、「情報革命で人々を幸せにしたい」「30年、300年先の世界の人々が感嘆するような仕事をしたい」という、ソフトバンクグループの熱い思いが表象されています。

また、2本のラインは、情報革命の担い手としてのソフトバンクグループの企業姿勢をシンボル化した「イコールマーク」であり、世の中が抱えるさまざまな課題に対して「答え(アンサー)」を導き、解決を提供することを表します。

変わることのない志

創業以来、SBGは不変の志のもと、時代を先駆けて進化を重ねてきました。情報革命における最先端の分野がパソコンからインターネット、ブロードバンド、さらにはスマートフォンへと変遷する中、常にその変化の最前線に立ち、パラダイムシフトによる時代の大きなうねりを見通して、注力する領域を変化させてきたのです。

そして今、情報革命を最も力強く推進する技術の一つがAIです。AIは、医療や教育、金融、物流などありとあらゆる産業を変革し、社会全体に大きな影響を与えるとされています。SBGは、その先にあるASIの実現に向けて取り組んでいます。ASIという全く新しい領域において、その中核を担う、基盤となる企業になることを目指しています。

人類の叡智を圧倒的に上回るASIの実現は、人間が長年抱えてきた課題を解決し、人々の生き方や社会の仕組みを変える可能性を秘めています。仕事の在り方、幸せの概念、そして人間とAIとの関係まで、全てが再定義されるような時代が来ようとしているのです。情報革命はそのための手段で、その目的はただ一つ、人々を幸せにすることです。SBGは、ブランドシンボルに込められた変わらぬ思いのもと、未来の世界を切り開き、これからも挑戦を続けていきます。

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ブランド名の由来・ロゴ
ソフトバンクグループレポート2025

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